2022-06-13から1日間の記事一覧

「温故創新」220613 N1056 伊波喜一

足運び 顔と顔とを 見合わせて 人の温もり 直に伝わり 花壇のアサガオが、いつの間にか8こも色づいている。小ぶりだが色の出がよく、健気である。これから、毎日見るのが楽しみだ。 お世話になったM先生の奥様にご挨拶をと、上さんと二人で青梅の日向和田…

「温故創新」220612 N1055 伊波喜一

小さき実 その懸命に 命萌え 小麦の豊穣 不二の大地と 日中の暑さは格別である。ちょっと戸外を歩いていただけで、皮膚がピリピリと痛む。午後からは一転、突然の雷雨である。空は暗く、スコールのような雨が地面を叩く。横殴りの風も吹きめくり、小枝が折れ…

「温故創新」220610 N1054 伊波喜一

誤情報 拡散直ぐに 行き渡る 刹那主義的 媚薬のような 散発的に雨が降り続いている。特に、夜半に雨が激しく降る。日中は例年に比べ、まだそれほど蒸している感じはない。これから陽が出てくると、暑さが増すことだろう。 偽・誤情報がネット上で出回ってい…

「温故創新」220609 N1053 伊波喜一

イメージで 個を上塗りか 一括り 一人一人の 顔を見んとて 雨空に南天の実が鮮やかだ。赤といっても朱色のそれは、曇り空によく映える。しばらく天候不順が続くが、出水など大きな災害のないことを祈るばかりである。 ウクライナの戦線が膠着している。男性…

「温故創新」220608 N1052 伊波喜一

はやぶさが リュウグウの砂 持ち帰り 命の源 アミノ酸かと 朝晩の冷え込みが厳しい。折角しまい込んだ冬服を、また引っ張り出している。どうも、早すぎた衣替えだったようだ。 JAXAの「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った砂から、アミノ…

「温故創新」220606 N1051 伊波喜一

梅雨入りに 雨音激し 空暗く 寒さ戻らん 冬着重ねて 夜半の豪雨で、目を覚ます。公園の街灯に、雨脚が長く伸びているのが照らし出されている。東京は、今日から梅雨入りとのことだ。 一昔前までは梅雨というと、しとしと降るが常套句だった。しかし、今では…