2020-08-09から1日間の記事一覧

「温故創新」200809 N504 伊波喜一

心配を 煽る社会の あり方に 異を唱えんか 自ら考え 8月は晴天続きである。6日は広島に、9日は長崎に原爆が投下されてより75年となる。 投下当日もこのように暑い日だった。そこに、ガラスも溶けるほどの高熱が降り注ぎ、地獄図と化した。 この残酷で悲…

「温故創新」200807 N503 伊波喜一

生活も 学びも全て 一人では 出来ないことに コロナ気づかせ 猛暑が続いている。熊谷では36℃を記録。都でも34℃まで上がっている。 アスファルトの輻射熱は、40℃を軽く超える。この中でマスクをして歩くのだから、熱中症が現実味を帯びてくる。 コロナ…

「温故創新」200804 N502 伊波喜一

エンタメで 全て解決 出来るかと フェイク蔓延 歴史問わんか フェイクなる言葉が登場して久しい。今では虚偽であることの是非よりも、そのエンタメ性にフォロワーが群がる時代となった。 視聴率を追うマスコミも同様で、それ以上に煽り立てる役割をさえ演じ…

「温故創新」200803 N501 伊波喜一

青空に 体振るわせ 蝉鳴きて 響きわたるか 夏の終わりに センター隣の公園から、蝉の声が聞こえてくる。ありったけの力を振り絞って、鳴いている。心なしか、夏の終わりの気配を感じる。 蝉の一生ほど、儚さを感じるものも少なくないだろう。地中に埋まるこ…

「温故創新」200802 N500 伊波喜一

祖父の年 5年を越して 思うこと 未来の宝 すくすく育てと 8月になって、晴天続きだ。陽射しは強いが、朝夕は涼しい。肌寒いぐらいだ。 近くの野火止用水を歩くと、ひんやりとして気持ちがいい。畑地が宅地に変わっても、この一画だけは木立が残っている。 …

「温故創新」200731 N499 伊波喜一

コロナ禍の 中で旅立つ 見送りに 声よ届けと 足を運びつ 7月は雨続きである。明日からは、やっと晴れるとの予報だ。心機一転、太陽が恋しい。 前職の後輩のお父様が亡くなった。訃報を聞き、電話すると「コロナ禍ではあるが、父の旅立ちを見送りたい」ので…

「温故創新」200730 N498 伊波喜一

鋭敏に 本能磨き 生き延びる ヒトは忘れる 平和ボケかも 転変地異が続いている。今朝は千葉沖で地震もあった。ここのところ、頻繁に地震が続いている。 昔から、地震や津波が来るとネズミが逃げ出すなどと言われてきた。動物には、どうも地中で起きている微…

「温故創新」200729 N497 伊波喜一

言の葉の 曖昧好む 表現で 爭い避けて 生き延びる民 山形では最上川が溢れて、大きな被害をもたらしている。 雨が降っても直ぐに溢れず、10時間近く経ってから川の水が氾濫しだした。水の勢いは恐ろしい。 日本語は述語に特徴がある。結論めいた言い方を避…

「温故創新」200728 N496 伊波喜一

自然界 生態系の 不思議さよ 微々たる変化 謎に迫りて 隣の公園の木に、クワガタがぎっしりしがみついている。 一昨年はたくさんいたが、昨年はほとんどいなかった。ところが今年は、またいっぱいいる。 何が原因なのか、さっぱり分からない。生態系が変化し…